『生物育成』実践の手引きの普及、活用について情報をお知らせください。

2012年03月18日(日) 8:26 pm   事務局だより

会員の皆様には実践の手引きが届いていると思います。それをサンプルとして、ぜひ普及、活用をお願いします。必要であれば、事務局に御注文ください。また、普及の経験、手引きの感想があれば「注目!中学技術科の先生へ『 生物育成』実践の手引きの発刊~」のコメント欄に投稿していただくか、事務局にメールかFAXで報告してください。

福島だより2ー食品の放射線物質検査やっとー福島:菅原宏一会員より

2012年03月18日(日) 3:00 pm   トピック・会員通信

福島だより2-食品の放射線物質検査やっと-

福島県 菅原宏一

東京電力福島第一原子力発電所が引き起こした放射能空中飛散事故以来、あちこちの農産物等から放射性物質が検出され、食品衛生法に基づく「飲食物に関する暫定規制値(野菜類・放射性セシウム:500Bq/kg)」を超えて出荷停止を受けるものが相次いだことはご承知のとおりである。福島市に住む我々の自家菜園の生産物も安全性は疑わしいのだが、定年退職後の間もなく高齢者に区分けされる身には、健康被害の問題は恐れるに足らずとばかり例年通り自家産野菜を消費していた。ただ、人様に差し上げるのは恐れ多く、進んでもらってくださる人以外には行き場が無かった。一般市民向け食品放射性物質測定施設の早期開設を望んだが、福島市に「放射線モニタリングセンター」1ケ所が開設されたのが2011年11月14日だった。1日の処理能力が30件というところに開設初日で予約200件、1週間で1100件とたちまち2ヶ月待ちの状況だと聞き、とても測定を申し込む気にはなれなかった。それでも、3ヶ月経ったら混雑は緩和されているだろうと、冷凍ブルーベリーの検査について2月16日電話を入れてみた。返事は、3月14日持ち込みならOKとのことで、まだ1ヶ月待ちの状態にあったが一応予約した。
 その後、2月末に「3月1日から市役所各支所で食品の放射能簡易測定開始」の回覧通知があったので、早速3月1日に吾妻支所に塩蔵ワラビの検査依頼の電話をしてみた。すると、同日午後の持込みに間に合うとのことで、わらび1kg強を刻んでポリ袋を二重にして持ち込んだ。結果は7日に郵送されてきたが、セシウム137が24Bq/kgだった。ワラビは初夏に採りたてを何度か食べてはいたが、これで大丈夫だったと類推していいだろう。この日、小林芳正さん(全農研第40回大会の特別講演者)主宰・有機栽培自給菜園の会勉強会を3月14日開催との案内葉書も届いていた。これに出席すれば、ブルーベリーを放射線モニタリングセンターに持ち込むことはできない。8日、吾妻支所に電話を入れてみた。すると、翌日持ち込みでできるというので、予約してモニタリングセンターへの3月14日持ち込み分をキャンセルした。9日に持ち込んだブルーベリーの検査結果は、郵送で13日に届き、セシウム134が38、セシウム137が46、放射性セシウム合計84Bq/kgという結果だった。ワラビ、ブルーベリーともに放射性物質「検出せず」ということにはならなかったが、どちらも暫定基準値のみならず、来る4月1日からの新基準値(100Bq/kg)もクリアしていたことで少し安心できた。
 これが、「状況少し前進」といえる大震災1年後の状況だ。昨年夏のうちからこの食品放射性物質測定をやってもらえていたら、福島県民はどんなに安心だったことか。今は作物収穫期ではないので、貯蔵食品の放射性物質測定をすぐにやってはもらえたが、生鮮野菜が出回る春以降のスピード感はどれほどのものか?また、原発事故2年目の放射性物質の作物への移行はどんな具合になるものか?思案(不安?)はまだまだ続く・・・・・。

(3月13日記)

『食べもの文化』編集部から全農研へ原稿執筆依頼

2012年02月09日(木) 10:58 pm   事務局だより

全国農業教育研究会 会長 鮎沢 様

〒173-0004

東京都板橋区板橋1-35-9エムアイビル6F 

株式会社 芽ばえ社

『食べもの文化』編集部(担当)黒崎

TEL:03-3579-7851 FAX:03-3579-7854

 

原 稿 ご 執 筆 の お 願 い

小誌「食べもの文化」2012年6月号からリレー連載「(仮)楽しいよ!農の教育」をお願いしたくご連絡いたしました。なにとぞ、ご検討よろしくお願いいたします。

読者は、子育て中の父母・保育関係者・養護教諭・家庭科教諭・生協組合員方々に広く読んでいただいております。

 なお、文体は一般の方にも広く読みやすくするため、「です。ます」調でお書きいただければと思います。

 

依頼内容(仮)楽しいよ!農の教育

会員の皆様の農業高校の食農教育の実践、高校生の成長、農業教育の意義、必要性、役割などともに紹介下さい。

字数    1400字くらい(図表・お写真含)

*毎月、会員の方々にリレーで連載をお願いしたいと存じます。1回目に簡単に会の紹介をいただきたいと思いますがいかがでしょうか。

締切り   毎月  末日

* 12年6月号から1年間。6月号の締め切りは、3月末です。

原稿(写真や資料等)はメールまたはFAX、郵送にてお送り願います。

     原稿送付は、「食べもの文化編集部」へ

FAX番号:03-3579-7854 TEL:03-3579-7851

E-mail:m@mebaesya.co.jp