写真:大阪の奥 会員主宰 れんげ農場      

2011年12月16日(金) 11:05 pm   写真2

大阪の奥 克太郎会員はここを拠点に独自の有機農業を展開し、地域の方と産直など農の営みを広げておられます。著書に
「草もミミズがんばるバッタも元気 無農薬・自然栽培『れんげ農場』だより」 -文理閣-  続編として『れんげ農場』だよりⅡも
出版されています。

会報228号 巻頭言

2011年12月16日(金) 7:29 pm   会報

第41回大阪大会を振り返って
                                                  高 尾  守(実行委員長代理)
   昨年の福島・熱塩加納大会の総会で、急遽来年度大阪で全農研大会を引き受けることになり、奥さん、赤木さんと私の3人で不安を抱えつつ承諾したものの、何をどう取りくんで良いやら全く白紙に絵を書くようなものでした。
 大阪に帰り3人で2010年9月1日より奥先生の原案に基づき、それぞれ分担して準備し、9月4日に第1回現地実行委員会(準備)を開いたことを鮮明に記憶しています。まず、どんなテーマにするか、どんな会場で・宿泊地は、予算は、講師・パネリストの選び方など、タイムスケジュールを立てることから始めることにしました。
 実行委員会も3人では荷が重すぎると、20年前に農芸高校で開かれた大阪大会当時の経験者、外山先生に加わっていただくこととし、さらに若手のホープ中島先生(農芸高校)にも参加してもらい5名体制で取り組むことができました。
  取り組む中で、最初から最後までつきまとった悩み(課題)は、現職の中学校技術科の先生にどれだけ参加してもらえるかでした。それは、昨年頃から大阪府は南部地域では農芸高校で、北部では園芸高校で、各市教育委員会が独自に無料で技術講習会を開いていることを後で知ることとなったからです。
   奥さんや赤木さんは各種講演会に出かけて、府下中学校技術科の先生に参加の呼びかけのビラを配布したり、インターネットで 呼びかけをしました。私も独自に近隣市町の中学校へ手紙で呼びかけました。
 今回の大阪大会のまとめでは”新しい境地を開いた大阪大会”と位置づけております。西村先生の「記念講演」、土屋先生は「シンポジュウム」「実技講習後の受講者との交流」のコメンテーターを引き受けてくださいました。これまでの現地見学会を取りやめ、やや盛り沢山でしたが、お二人の協力を得られたことが大きかったと思います。
 全国の運営委員の方々には、イメージのわきにくいテーマの取り組みでしたが、何とか無事にすすめることができ、心よりお礼申し上げます。なお、ご都合で欠席された実行委員長の外山保会員から大会用にとご寄付をいただきました。
      ―もくじ―
大会を振り返って:高尾 守・・・・・・・・・1
生物育成実践の手引き:鮎沢義雄・・・・2
分科会報告 Ⅰ・Ⅲ・・・・・・・・・・・・・・・3
        Ⅱ・Ⅳ・・・・・・・・・・・・・・・6
実践記録:渋谷清孝・・・・・・・・・・・・・・9
全農研の夕べ報告:赤木俊雄・・・・・・13
会員通信:小林弘美・藤原和正・・・・・14
         宮崎堅正・・・・・・・・・・15
運営委員長就任にあたり:鮎沢義雄・・・16

会報227号巻頭言

2011年10月24日(月) 9:25 pm   事務局だより

 
            全国農業教育研究会 第41回大阪大会
                         新しい境地を開いた大阪大会    
                  ~中学校技術科「生物育成」に向けた「実技講習」~
 第41回大阪大会は、来年度(2012年)から実施される中学校技術科の「生物育成」を担当する教員に向け、全農研として初めて実技を伴う実技講習を実施した。
 20年前大阪大会において国民的課題として小・中一貫の農業教育をめざして取り組む命題を自らに課した。これについて昨年度、小学校における農の教育の実践を福島・熱塩加納で見いだすことができた(研究誌34号参照)。
 今大会は、中学生が必修として次年度から「生物育成」を学ぶ機会をとらえ、「農の教育を中学校の先生とともに学び合おう」を合い言葉に、中学校段階における農の教育をすすめる上に、この実技講習を位置づけた。
 
 大阪府立園芸高校の全面的な協力を得、圃場も含め会場をお願いできた。さらに、大阪府・大阪市の教育委員会の後援も得られた。現地実行委員による2000枚にものぼるチラシの配布やインタ-ネット等での呼びかけで、中学校教員の他、中学生・大学生・一般の方を含め大勢の参加をみることができた。実技講習に参加した感想を拾ってみると、
 ・簡素な実験で土の特性や違いを知ることができ、是非授業に取り込みたい、ネタ  としてはバッチリでした。
  ・樹木についての知識や技術を高め、生徒たちを自然へといざなうことができるようになりたい。
  ・鍬やレ-キの使い方について学んだ、自分流の使い方以外にいろいろな使い方が  あることを知って勉強になった。
  ・ボカシ肥料を作ることを初めて体験した簡単に効果的な肥料ができるので活用    していきたい。
 など、多くの参加者に好評を得ることができた。また、講師を担当した会員も、生き生きとして指導を展開していた。
 全農研始まって以来のヒット企画との評価を受け、新たな境地を開く端緒となった。今後、全農研として今回の「実技講習」の内容を冊子にまとめ、中学校技術科の先生方に普及を図り、参考に供したい。
────────────────── もくじ  ────────────────── 
大会のまとめ・・・・・・・・・・・・・1
基調報告・・・・・・・・・・・・・・・2
役員人事・・・・・・・・・・・・・・・10
活動方針・・・・・・・・・・・・・・・11
2011年度予算書・・・・・・・・・・・13
大会の感想・・・・・・・・・・・・・・14
事務局長交代・・・・・・・・・・・・・16