全国農業教育研究会のあゆみ

全農研のあゆみ

1971年 全国教研東京集会に参加した農業教員24人の発議よ り、  農業高校連絡会として足。会員数64人。

1974年 全国農業教育研究会と改め、日本民間教育団体連絡会に加盟。

1977年 千葉、1978年新潟の大会で、農業教育と地域との結びつきが運動の柱の一つとなる。

1980年 「農業教育の国民的課題」の追究を全農研運動の課題とする。

1984年 京都美山で地域の教育団体との共催を実現。

1985年 世界環境教育会議の事務局に参画。

1988年 長野大会から、農民運動全国連合会との交流が始まる。

1990年 大阪大会において「小・中・高一貫の農業教育」を提起。

1994年  「農業についての正しい認識を育てること」を目標として明示。

2003年 千葉、2004年滋賀大会で不耕起栽培の稲作技術に触れ、農業教育と環境教育が

不可分のものであることを確認。

2006年 山形の農民詩人・星寛治氏の実践から「農の教育力」の確証を得る。

2010年 福島県喜多方市の小学校に設置された教科「農業科」の試み、熱塩加納町の有機農

業に「教育力のある農業」の実例を見る。

2011年 大阪大会において中学技術科「生物育成」のための実技講習会を開催。

2012年 大阪大会の実技講習会をもとに『「生物育成」実践の手引き-その1』をテキストとして出版。

2014年 「手引き-その1」中学校技術家庭の先生や専門家の意見を聞き『「生物育成」実践の手引き-その2』を

テキストとして出版。

2017年 栃木大会で黒田洋一郎氏より長期残留農薬(ネオニコチノイド系など)と発達障害について問題提起をされる。

2018年京都・大阪大会をはじめて教員養成課程のある京都教育大学で開催。はじめて「京野菜と和食」をテーマに調理実習を行う。

2021年 全国農業教育研究会50周年記念誌刊行 日本の農政、教育行政(年表付き)との関係で書かれた唯一の農業教育実践集

2023年 千葉いすみ市で大会を開き、学校給食に全量有機米を使用している取組を学ぶ。

2024年 埼玉大会(嵐山町、小川町等)で、地域の農家と地場産や有機農産物を給食に取り入れる取組や新規就農について学ぶ。

現在会員数約100人。


運営委員長 高栖 敬(茨城)  事務局長 内山 雄平(新潟)