福島便り3~「放射能汚染と子ども・市民生活」シンポ開催す~福島:菅原宏一会員より

2012年06月10日(日) 9:47 pm   トピック・会員通信

 連れ合いが会員となっている「子どもと自然学会」が福島市で第17回大会を開きたいとの意向だったので、私も現地実行委員として開催に一役買いました。大会は、去る6月2日(土)、午前フィールドワーク=さくら保育園(放射線被曝の回避努力をしながらの保育活動実践)、午後シンポジウムⅠ「放射能汚染と子どもたち」、3日(日)午前シンポジウムⅡ「放射能汚染と市民生活」、午後「総括討論「総会」という内容でした。

50名も集まればとの見込みでしたが、西は兵庫県・京都府から北は北海道まで、広範囲から70名以上の参加があり大盛況でした。終わってやれやれと思っていたら、マレーシア在住の姪っ子から、「シンポジウムのことがネットにアップされていたよ」とのメールが以下のアドレス付きで入ってきました。

皆さんも是非覗いてみてください。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-04/2012060414_01_1.html

今週後半はワイルドストロベリーの収穫期でした。摘んだ実は傷みの進行が早いので早速ジャムにして2kg超できました。11日(月)に医療生協に持ち込んで線量チェックを受け、食用の適否を判定してもらいます。いずれにしても、検体となった500g余(他の機関では1kg)は投棄の運命です。これが、福島の自給菜園生活の現状です。                (6月9日記)