食べもの文化 2012年8月号
特集:夏には夏の食べものを ─果菜類を中心に
夏に夏野菜を食べる意味、保育園・ベランダでの栽培の実践、食べ方・選び方がわかる楽しい特集です!
夏バテに“効く”夏の野菜
夏野菜のおいしい料理
おいしい野菜の見分け方 ほか
話題のページ
利根川のホルムアルデヒド汚染
全農研連載
●絶滅寸前の大内カブラ復活を(農を学ぶ子どもたち)
高校生の特産品の復活~給食センターで地産地消、郷土料理の給食に
●赤い色の食品で急性アレルギー(食の安全)
・ハム、カマボコ、かき氷にも気をつけましょう
・赤色何号は、子どもに多動症の影響が
●シリコーン調理器具は安全か(知っ得コーナー)
・原料は安全でも各種添加物が心配
・不快な匂いがするものは使わないほうがよい
連れ合いが会員となっている「子どもと自然学会」が福島市で第17回大会を開きたいとの意向だったので、私も現地実行委員として開催に一役買いました。大会は、去る6月2日(土)、午前フィールドワーク=さくら保育園(放射線被曝の回避努力をしながらの保育活動実践)、午後シンポジウムⅠ「放射能汚染と子どもたち」、3日(日)午前シンポジウムⅡ「放射能汚染と市民生活」、午後「総括討論「総会」という内容でした。
50名も集まればとの見込みでしたが、西は兵庫県・京都府から北は北海道まで、広範囲から70名以上の参加があり大盛況でした。終わってやれやれと思っていたら、マレーシア在住の姪っ子から、「シンポジウムのことがネットにアップされていたよ」とのメールが以下のアドレス付きで入ってきました。
皆さんも是非覗いてみてください。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-04/2012060414_01_1.html
今週後半はワイルドストロベリーの収穫期でした。摘んだ実は傷みの進行が早いので早速ジャムにして2kg超できました。11日(月)に医療生協に持ち込んで線量チェックを受け、食用の適否を判定してもらいます。いずれにしても、検体となった500g余(他の機関では1kg)は投棄の運命です。これが、福島の自給菜園生活の現状です。 (6月9日記)
私はこの春(尾道、今治)「しまなみ海道」を自転車で走ってき ました。途中にある因島はかって蚊取り線香の原料を栽培していましたが、今は化学 製品に変わり栽培していません。花を見ていると化学製品とは違った趣があります。
地域に栽培されていたものを復活させてみると歴史、生活と環境の変化とものづ
くりの学習が楽しくなりそうです。
2012年5月16日 会員 大阪:赤木 俊雄